コストダウンを実現するVA/VE設計のポイント

金属材料の焼き入れ、焼き鈍しによる品質向上のポイント

肉厚が部分によって違うため、焼入れ時に形状に反りが出る

金属材料を加工していく際に、材料内部に内部応力が残っており、加工中、加工後に反り等が発生するケースがある。特に高精度部品の場合は問題となるため対策が必要である。

 
焼き入れ、焼き鈍しの工程を入れることで、材質内部の状況を均質化させる 焼き入れ、焼き鈍しの工程を入れることで内部応力等を抜き、材料の内部を均質化する。 この工程を経ることで、加工の際に形状に変化が出てしまうことを防ぐことができる。

金属材料内部には材料製造時に生成された内部応力等が残っているケースが多く、メーカーから購入後そのまま加工すると、形状の変化を起こしてしまうことがよくある。焼き入れ、焼き鈍しの工程を踏むことで材料の状態を安定させ、加工をスムーズに行うことができ、品質向上を図れる。

大径リング・フランジ・薄肉丸物加工 VA/VE・コストダウンのポイント

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