コストダウンを実現するVA/VE設計のポイント

フランジ・リング形状部品における穴径の設定のポイント

フランジ・リング形状部品の加工においては穴径の設定により加工コストが大きく異なる フランジ・リング形状部品は直径に対しての穴径の大きさにより、加工方法が異なる。 一般に薄肉になればなるほど、ワークの固定が難しく加工コストが高くなる。
加工方法の分岐点の目安を知っておくことで、コストダウンを図れる 穴径が直径に対し60%以内であれば、通常の加工方法で加工が可能である。穴径が直径に対し70、80%になると、ワークの固定方法や切削条件を大きく変える必要があり、加工コストが高くなる。更に穴径が90%になると、特殊な工程を増やす必要があり、更に加工コストが上がる。

フランジ・リング形状部品は穴径の設定が加工コストを大きく左右する。リングを切削で加工していく際の歪みの影響を無くすためには、加工方法を大きく変えなければならない段階があり、設計の段階でリング形状の加工のポイントを知っておくことでコストダウンを図ることができる。

大径リング・フランジ・薄肉丸物加工 VA/VE・コストダウンのポイント

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